ハッピー・トーク 第1話 デイジー都へ行く (1990年 ララ7月号)
日本は福岡から一転舞台は18世紀末のイギリスに。
「ハッピー・トーク」が始まりました。
これ、当時は前作から全く毛色が違ったものだったので、結構面食らったんですよね。まあ、すぐにのめり込んでしまったわけですけど( ゚Д゚)
私は大学時代英語の勉強をするのに「やっぱりクイーンズイングリッシュだな!」なんて思いブリティッシュ・カウンシル(イギリスの公共機関が運営してる)に通っていた時期があったのですが、そこで紹介された教材の一つが
これでした。まあ、もうちょい前の時代かもしれませんが、雰囲気はこんなですよね。オリバー・ツイストはちょっと暗いし重いですが。でも、ハッピー・トークでは明るい印象にしてるのが素敵ですよね。
漫画作品におけるイギリスと言えば、私の中でまず思い起こされるのが
萩岩睦美先生の「銀曜日のおとぎばなし」です。
この作品は私が少女漫画に没入するきっかけともなりました。
さて「ハッピー・トーク」なんですが、
「田舎から都会に出てきた少女が、実は魔法使いで、行く先々で騒動を巻き起こす」
というコメディーがベースにあるものの、幼馴染の行方を追うというようなミステリー的要素もあるお話なんですよね。
そして、デイジーの直情的でお転婆なところ、明るくて前向き、社交的な性格がこの物語をとても豊かにしているのです。
特にこの1話では、ロンドンに出てきた彼女のわくわく感が伝わってきて、実に楽しくなってくる('◇')ゞ
現在のコロナという状況下で、こういう幸せな作品を読み返すことができて、ほんと救われます。
以下メモ (ページ番号は単行本のもの)
P9 カンバーランドってわりと北の方かな
P11 Great Western Railway のDukeクラスか
P15 1/4スペース 単行本10冊目、オカノはデビュー5周年
P23 1/4スペース ミュージカルの話
PSY・Sのチャカさんも「Happy Talk」を歌ってますよね。
P41
ブリティッシュ・カウンシルではガーディアン紙が唯一まともな新聞だから読めって先生に勧められたなあ。デイリー・ベルズ……
P43 デイジーは22代目
P47 18でおじさんとは?
P56 デイジーちゃん着せ替え。こういうのは付録にして欲しいものです(・ω・)ノ