岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

太陽の下でまってる 第3話 (1993年 ララ5月号)

 

 羽島父が大活躍をはじめる、大事な回です。

ビデオコンクールをきっかけに、由高と里紗をめぐる環境は大きく変わり始めるのですが、二人はお互いを好きだなあと確認し合っているような描写もたくさんあって素敵です。徐々に里紗の過去のことも明らかになっていって、それにも由高が振り回されかけてるってのも愛ゆえよね。

これは里紗が女優への道を歩み始めるシンデレラストーリーの序盤でもあるのですが、同時に由高が映像作家(もしくは男優?)としてデビューするとこでもあるんですよね。

私が好きなのは、夕焼けの道を二人で歩くシーン。里紗が振り返って由高に見せる笑顔。で、そっからカラスの真似をするとこ。運命の歯車に巻き込まれる直前の、おだやかなひと時ですよねー。

 

以下メモ(ページは単行本のもの)

P10 由高が読んでるメンズララなんだけど、特集が「今年はやるぜホークス」

P13 年代的にはNEW UFO CATCHERかな?

P17 1/4スペース 笠智衆さん亡くなる。遊◎機械/全自動シアター観に滞在してるホテルで1/4スペース書いてる。

P34 BGM

桜

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 P47 羽島父の椅子、ジェット噴射