岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

太陽の下でまってる 第2話 (1993年 ララ2月号)

 

さて、撮影のながれで交際を始めて、里紗に振り回される由高ですが、撮影をすすめるにしたがってその魅力のとりこになっていきます。気まぐれな猫のような女の子が下校時に門の前で待ってるなんて、どんなしあわせでしょうね??

それにしても、ファインダーを通した里紗ってほんと印象的に描かれているんですよね。岡野先生も表情をたくさん出すのに苦労されただろうなー。

さて、里紗という素材が魅力的なのはもちろんですが、周囲の大人たちもその魔力にとりつかれ、物語も回り始めます。そよぎと比呂との接触、そして天城さんの登場。里紗は由高に撮られているだけで良いと言いますが、ほっておかれるわけがありません。

それにしてもケンカして言い合いになり、おたがいが好きっていうことがわかるなんて、ほんとドラマです。

当て馬の朋美ちゃんがかわいそうですが、彼女まで里紗のとりこになってるし……

そしてPVに使われている「Lemonの勇気」!!!

 そういやこないだこれが主題歌に使われていたTO-Yもブルーレイが出たんですよね。

 ラストで里紗がもどってきて、めでたしめでたしなんですが、お話はこれからですね。そして羽島父の活躍も……

これしかし、1話と2話だけで単行本一巻って、わりと連載時すごいボリュームだったんだなあ。

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P93 1/4スペース 博多の女の話、そしてシャルロットゲンズブールについて!

P101 PSY・Sの歌詞を使用した話。薔薇とノンフィクションもたしかに合ってる!