岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

真昼、羊を数えてる (1990年 増刊ララ SPRING CLUB)

 森宮そよぎさん登場!です。

どうにもタイトル見て、アイカツスターズの香澄真昼ちゃんが羊数えてるのを想像してしまうあたり、私はどうにもアイカツおじさんなんだな……( ゚Д゚)

さて、主役の恭一くんが、最初粉をかけるとこから始まるわけですが、女優としてのそよぎさん魅力に惹かれ、かなり接近はしたものの結局振られるんだけど、最後は一ファンとして彼女を高嶺の花ポジションに置いて諦めの境地に達しちゃうとことか好きだなあ。オタッキーの早川君に友達認定までされちゃうし!

そしてこの作品は、当時の学生劇団の雰囲気が出ていてすごく良いのです。私が演劇を観に行き出したのもちょうどこのころでした。キャラメルボックスにはまったのも同じ時期じゃないかな。

そして、そよぎさんと夏目さん、劇団ゼリイのお話は「太陽の下でまってる」に続くわけです……

 

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P143 1/4スペース

パソコン買おうかどうか迷ってるあたり、時代を感じる。そうそう、パソコン通信ですもんね……デュアルCPUのPCって何だろうか?9801のRXとかかな。(正確にはデュアルじゃないけど)

遊◎機械/全自動シアターというのもありましたね。ほんと懐かしいなあ。

P150 ストルガツキー、やはりソ連好きか……(宇宙に関しては)

P157 こういうベタなウエハース刺さったアイスクリームって最近みないよな

P161 ジャングルなのは坂口亜梨子さんみたいですね(゜-゜)

P167 早川君のPCはそれこそNEC PC-9801のRAかRXあたりかな

P172 大学にそんなにパソコン通信人口がいるとこに驚きます

P183 劇団ゼリイ新作公演「月のロータス」これ、6月30日が土曜日だから1990年ですね、連載当時のリアルタイム、たぶん。