岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

フルーツ果汁100% Fresh 2 メロンの気持ち (2/2 - 2/2 1988年 ララ3月号)

Fresh2 メロンの気持ちの後編です。このFresh2は、るりちゃんがテンちゃんを意識し始め、要子さんの存在によってその恋心を確認するに至る、っていう回だと思います。作品展示にも参加し、要子さんに森田健作のポスターももらってしまい、美術部の一員になっていく、というそれ以外の人間関係の距離も近くなるエピソードですね。そうは言っても、みんな素直なのにはっきりと意見や気持ちを口に出来ないっていう奥ゆかしさもあって、かわいらいしい青春です。とくに要子さんの「なかよくしよ ね」っていうとことか大好き!

 

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P105 バス停「矢萩2丁目」

P106 るりちゃんのコロン、レモンライムでござる('ω')ノ

P107 俊彦くんがTINTINのトレーナー着てる。

メニューは「きのこと鮭のホワイトソーススパゲティ」と「グリーンサラダ」

1/4スペース ソ連の宇宙ステーションミールから、ロマネンコ船長とアレキサンドロフ飛行士が帰還したというお話。

この回を描きながら岡野史佳先生は1988年を迎えたとのことです……

P109 テンちゃんと要子さんの今の状況をシミレーションすることに夢中で、お母さんの発言を黙殺しちゃうるりちゃんかわいい

あとるりちゃんの部屋がルームライトとかわりと乙女ちっくなのもかわいい。

P110 いちごミルクを飲む。そして前夜の夢は小舟で海に出て嵐でおぼれ死ぬというもの。なっちゃん意地悪ですね(*'ω'*)

P114 恋心が湧いてくる様子、こういうポエム好き、恥ずかしくて良い

P115 なんとしてもミールを描いてみたかったのだろう……要子さんのお姉さんは放送局にお勤めなのですね……

P116

https://www.takeo.co.jp/finder/main/mermaid.html

なるほど、マーメイドというのはこういう紙か。

P118 なっちゃんの「…大人じゃねーよ おれは」こういう伏線良い。

P126 「宝石のようなSCENE」ああ、ポエムですねえ

モブのトレーナーに「福岡バンドスタンド行きたかったー目当てはブルーハーツ」とあります。調べたところ1987年12月31日に福岡国際センターでの「ロックンロールバンドスタンド」にブルーハーツが参加しているので、それのことだと思われます。大晦日に作画作業してたとありますので、悲しいですなあ。

P128 テンちゃん、るりちゃんが真っ赤になってるのはですね……(説教したい

P134 車内に「プリズムーtheir seasonー」のひかると侑也がいます。

P135 この夢のポエム好き。

フルーツ果汁100% 1 (白泉社文庫)

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