岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

フルーツ果汁100% Fresh 12 1グラムの宝島 (2/2 - 2/2 1990年 ララ3月号)

るりちゃんが部長……そうそう、読んでた当時は女子の部長って聞いて「究極超人あ~る」の小夜子を連想したのですが、今はあずにゃんです。

なっちゃんはおそらくすごい画家になるんでしょうけど、瀬川母の手紙がその背中を押したのだとしたら、それはすごい縁だと思う。そしてこのるりちゃんの喜び、わかるなあ。だってるりちゃんが応援したい人のことを、図らずも母が応援してるんだもん。

そして一番の悲劇のヒロイン、小毬ちゃん……この後部屋に帰って泣きじゃくってるよなあと想像できます。大人になって、なっちゃんの所に押し掛け女房してくれてると良いよなあ。

敵に塩を送る形で、颯太とるりちゃんをめでたくゴールインさせたなっちゃんですが、これで本当の本当に踏ん切りが着いたんでしょう。「籠の中の傾向と対策」でも寝転がって飛行機を見上げるシーンがありましたが、もう思い残すこともなく飛び立てるのです。

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P51 こういうビスキュイが側面に張り付いてるタイプのケーキ、最近あんまり見ないな

P51 1/4スペース 岡野先生ってすごい繊細な気がするんですけどね。私、いまだに目薬はロートZiです。

P57 1/4スペース 正面顔のまつげの話。っていうかわかつきめぐみ先生宅でのお泊り会って見た過ぎる!

P75 あれ?「るり……」って呼び捨てにしてる?その後相変わらず颯太は「せがわ」って呼んでるという(@_@)