岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

フルーツ果汁100% Fresh 9 籠の外の傾向と対策 (3/4 - 4/4 1989年 ララ9月号)

あんなに頑なだった奈槻が、彩菜の病気というきっかけがあったにせよ家族と向き合おうと決心したのは、やはりるりちゃんの影響が大きいのかな。

心の叫びを歌い上げているようなライブで、聴いているるりちゃんが感極まってるシーンは好きですね。実は連載を読んでいる時には、るりちゃんは奈槻を選ぶと思ってたんだけどなあ。

るりちゃんが教室に作ったタイムマシンと、奈槻の時計っていうのはきっとリンクしてるんですよね?

彩菜のために病院を探して走り回り、自分の無力を認めて実家に電話するのは今でもかっこ良いなと思います。自分は誰かのためにこういうふうに変われるだろうか。

 

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P79 1/4スペース 要子さんのかんごふ(この時代は看護師ではなかったのですね)