岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

瞳の中の王国 第6話 (1992年 ララ4月号)

 

 雪乃さんにしても深青ちゃんにしても、女を感じる回ですね。

もう、雪乃さんの「サイノスの助手席が」っていうセリフがなんとも岡野史佳先生らしくないというか、そんなこと言うキャラが登場したんだなあって衝撃を受けました。

深青ちゃんも一矢をタクシーで拉致して、手を握ってしまうという……

しかし一矢にとっても転機が訪れるというか、不可抗力とは言え彼の世界は白日のもとに晒され、表に出て行かざるをえなくなったわけですが、深青というパートナーも得て一歩踏み出していくわけですね。後ろを振り向かないまま、深青の手をとるラストシーンがとてもどきどきするのです。

 

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P59 1/4スペース キャラクターの名前

そうそう、圭梧さんの梧って変換なかなか出てこないんですよ!

P63 圭梧さんの車、トヨタサイノス わりと趣味な車ですよね。雪乃さん、ちゃんと車の名前とか知ってるタイプの人なんだ……

P69 1/4スペース イルカの調教師さんになるには?

P76 雪乃さん21歳