岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

瞳の中の王国 第2話 (1991年 ララ12月号)

 

 さて、どう考えても第1話で一矢に一目ぼれしてしまっている深青なんですが、この2話でのダメ押しみたいな一矢の笑顔ですよ……ほんと天然ジゴロというか(゜-゜)

というより一矢もどうにもイルカ本位で考えているもんだから、深青=イルカの味方=仲間って感じでなんとも単純なもんです。

単純と言えば、深青も普通の人間と違うって疎外感を感じるような女の子のわりには、単純に恋する乙女ですよね。一喜一憂したり、すぐに感情を露わにしたりと、瀬川るりちゃんにも似た感じ。私服がかわいいところもるりちゃんです。

そして一矢をきっかけに水族館の大人たちとも交流を持つことにより、深青の世界は広がっていきます。徐々に人間模様が明らかになっていく、そういう回です。

 

P68 お母さんの読んでいる雑誌、オレンジーページ1991年7月17日号

P69 1/4スペース 深青と一矢の名前の由来

P71 ドンク行きたい……ってパン屋さんで良いよね。福岡にもあるし。