岡野史佳を読む

人生に多大な影響を与えた岡野作品のことを綴ります

フルーツ果汁100% Fresh 1 (1987年 ララ12月号)

岡野史佳先生の代表作、フルーツ果汁100%の第一回です。

物語は主人公の瀬川るりちゃんが、高校の入学式に遅刻して来るところから始まります。第一志望の高校じゃない上に、幸先の悪いスタート、そして座席は変な野郎二人に挟まれているという……そいつらは美術部員で、るりちゃんは有名なイラストレーターを母に持っているというコンプレックスを抱きつつも、そこで絵を描き始めるのでした。

実はるりっていう名前は私の母親と同じで、でもそれを補って余りあるくらいるりちゃんは理想的な女の子なんですよね、私にとって。料理が上手くて、繊細でナイーヴで、でも口やかましくて、すぐに感情的になったり。感性で生きている「感じ」がすごく素敵なんです。 

そしてこの高校、私服という設定なんですけど、とにかくいつもるりちゃんの私服がかわいいんですよね。プレッピーとオリーブ少女を織り交ぜたような感じというか!とにかくベレー帽とかむちゃくちゃ似合う!はあはあ(*´Д`)

そのころ美術部ものと言えば、同じ時期に山口美由紀先生の「V-Kカンパニー」がありました。こちらは花とゆめでした。

ちなみに私も美術部だったんですが、あまり良い青春では無かったような気がします。なんかとにかくカティーサークの瓶を描いていた思い出しかない(゜-゜)

芸術系の部活で青春するっていうのは自分が達成出来なかった憧れであり、未だに強いこだわりがあるみたいということを読み直していて再確認しました。最近ではユーフォにどはまりしてるのもやっぱりそこなんだろうなあ。

 

以下メモ (ページ番号は単行本のもの)

P1 「そーたくんとでえとっ」なんというネタバレ……

P4 高校は「翠ヶ丘高校」るりちゃんは1年A組です。

P5 アツキオオニシ

P9 矢野顕子「Granola Tour」福岡サンパレスホール 1987年12月4日

P11 カラムーチョ1袋を25秒 カラムーチョってこの頃出たんですよね、たぶん

池住颯太 矢萩中出身、るりちゃんは高島中、小津奈槻は2回目の1年生

P15 1/4スペース レシピ バナナを100%オレンジジュースで煮て洋酒を少々加えて冷やす

P18 弟の名前は俊彦です('ω')ノ

P19 1/4スペース キャラの名前の由来紹介

描いた当時は徳光さんがズームイン朝……

P21 部長のテンちゃん(三島天志)は3年B組

P30 MEN'S LALAってなんだよ……「天神西通りパステルイン」「映画見に行きたい」

P33 俊彦くん、明日城西小と試合

P41 るりちゃんのお母さま「瀬川梓弓(せがわあずみ)」

P46 私もハックルベリ・フィンにはハックルベリーと音引きを付けない派です

P49 F・Fってもう死語だなあ

P52 大森チケットありがとう

P53 高島町セブンイレブン

 

そうそう、Kindle版が存在するんですよ!素晴らしい!

フルーツ果汁100% 1 (白泉社文庫)

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